マイコネPRESS VOL03 特集 出会いのチカラ

国際貢献編 独立行政法人 国際協力機構兵庫国際センター (JICA兵庫)
「おもしろいこと」へと突っ走ってきました。

JICA兵庫の国際協力推進員として、主に、国際協力についての広報、啓発活動や自治体との連携促進の仕事を行っている藤善奈美さん。青年海外協力隊の一員として、ネパールで2年間、活動していた経験の持ち主です。海外へと飛び出すきっかけは何だったのでしょうか。そして、ネパールでの大きな出会いとは…。

財団法人兵庫県国際交流協会
藤善奈美さん
JICA兵庫 ● http://www.jica.go.jp/hyogo/index.html
出会いのチカラ
新聞記事で見つけた道
 高校生のときに、新聞で国際協力関係の仕事をされている人の紹介記事を読み、「こういう働き方もあるんだ」と思ったのが、この道に進むきっかけでした。おもしろそうな仕事だと思い、いろいろ調べて国際関係学部に進みました。
出会いのチカラ
大学の刺激的な仲間たち
 入学してみると、周りに帰国子女が多くて、びっくり。もちろん語学は堪能だし、海外経験も豊富で…。最初は「ちょっと場違いなところに入ってしまったのでは」と、ちょっと不安もありました。でも、アメリカ、ヨーロッパだけでなく、アジアや中南米など、いろんな地域に住んでいた人たちがいて、話を聞いていると新鮮で、おもしろくて。だんだん、私も海外へ出たい!と思うようになったんです。
 それで、大学2年生の春休みに、初めて、インドへ旅行しました。インドを選んだのは、あまり深い意味はなくて、たまたま…なんです(笑)。まったくの観光旅行でいったのですが、実は、あまり印象がよくなかったんです。「もう行かないだろうな」と思っていたのに、また、行ってしまうんですが…(笑)。
 大学院に進んだのですが、ここでも、周りに刺激的な人が多くて。みんな、臆せず、どんどん海外へ出ていくので、私も迷いがふっきれました。大学院2年のときに、今度は、女性問題など専攻テーマに関するフィールド調査を目的として、インドに約半年間、滞在しました。観光ではなく、フィールド調査という実践を経験してみて、俄然おもしろくなってきてハマりました。
出会いのチカラ
ネパールでの充実した日々
 それで、もっとじっくり国際協力の現場で活動したいと思い、青年海外協力隊に応募したんです。2004年12月から2006年12月まで、ネパールに派遣され、村落部の女性たちが作っている協同組合の運営をお手伝いしました。
 大変なことも多かったけど、とても充実した毎日でした。村の人たちや現地で働く日本人、ネパールの自然…、いろんな出会いがあったのですが、なかでも、同じようにJICAからシニア海外ボランティアとして派遣されていた男性の方から、いろいろ学びました。「焦らなくていいよ」と、いつも励ましてくれて、アドバイスしていただきました。
 もう一人、「自分たちのことは、自分たちでやっていく」という強い意識を持った地元のリーダー的な女性にも、いろいろ気づかされることが多かったです。
 今は、地方自治体の国際協力事業との連携促進のほか、一人でも
多くの人に国際協力に興味を持ってもらえるよう、こうした経験を伝えたり、イベントを企画したりしています。

世界女性の日(3月8日)に、女性の権利擁護を訴えるデモ行進を行う、村落部女性協同組合の組合員たち
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小学校の生徒と近隣住民を対象に、三大栄養素についての講義を実施
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学生の皆さんへ
 学生のとき、同じコンビニでずっとアルバイトをしていたのですが、お客さんとの接し方や責任感など、身につけられたことは大きかったと思います。初対面の人ともあまり緊張せず話せるようになりました。
 アルバイトやインターンシップ、ボランティアなど、大学の外とつながることもぜひ、経験してみてください。


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