
「アイセック」に入ったきっかけは ? |
もともと環境問題に興味があったんです。私は、鳥が大好きなんですね。小学生の頃に読んだ『カカポ』(内田泉著/ハート出版)という絵本があるのですが、その絵本の中にはカカポというに世界でいちばん大きなオウムが登場するんです。カカポはニュージーランドの絶滅の危機に瀕した鳥なんです。環境破壊を引き起こす人間のせいで、滅びていく生態系……。なんとかしたいとずっと考えていました。
もともとサークルなどに入るつもりはまったくなく、やるなら何か自分自身でしたいという思いもありました。環境問題に関しての活動というのは、どちらかというとボランティア性のイメージが強く、環境問題にまつわることをビジネスとして成り立たせることは難しいのだろうか? と漠然と考えていました。でも私は将来的には環境問題にまつわる仕事に関わっていきたいと思っていたんです。
私がアイセックでそんな思いが叶うかもと思ったきっかけは、海外の企業やNGOで実際に働く経験をアイセックは自らデザインし、学生に提供できると知り、自分がイメージする「環境問題解決に携わる仕事」の理想型を学生時代に模索できるんじゃないか、と思いました。それを後押しするように、「学生時代に組織を運営する経験」は何よりも貴重で、アイセック以外ではなかなか得られないと語ってくれた当時4回生の先輩との出会いがきっかけです。 |
| 「アイセック」ではどんな活動を ? |
| “送り出し局"と言って、海外インターンシップに参加する日本の学生をサポートする活動をしています。学生のみなさんが大きな経験をして帰って来られるのを見ることは、自分にとってもプラスになります。海外インターンシップに行く前と帰ってきてからとでは、全然違った表情をされているんですよ。よりイキイキとしているんです。そういう意識が変わっていく学生達を身近に感じることも嬉しいです。 |
| 坂野さん自身も海外インターンシップに参加されましたか ? |
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| フィリピンの道端で手作りの鳥の人形を売るおじさんと。彼らが私のリサーチしていたSMEと呼ばれる人たち。 |
はい。昨年2月から3月にフィリピンに行きました。海外インターンシップの経験があると“送り出し"もより深いサポートができますし、新たなインターンシップのプログラム作りにも、経験をもとにした様々なアイディアが湧いてきます。私はNGOが行う貧困地域でのプロジェクトに参加し、Small Micro Entreprenrur(SME)と呼ばれる、生きていくためにビジネスをしている人たちの生活とビジネスに密着して、貧困と環境問題の繋がりをテーマにフィールドリサーチをしていました。海外インターンシップにおいて自分にとってずっと足りないと思っていた「環境問題の現場」を経験し、そこで生きている人たちと出会い、「何が本当に問題なのか」を自分なりに考え抜くことができたことが一番大きな収穫でした。 |
| 「アイセック」の魅力は? |
| 学生時代に組織運営を経験できるということが、とても大きな魅力です。2008年度はNPO法人格をもつアイセック・ジャパンの会員団体である関西学院大学委員会の経理責任者として、そして2009年度は委員長として組織を創り、動かしていく経験をさせていただいています。 |
| 新入生に ひと言お願いします。 |
| 自分から主体的に動いていくこと、社会に対して想いをぶつけていくこと、世界へ飛び出すことを通して、『自分』の存在を明確にしていって欲しいです。社会に正面から飛び込んでいく、その特権を持っているのが学生だから! |