マイコネPRESS VOL03 特集 出会いのチカラ

南半球のNPOに学ぶ 環境ボランティアの旅オーストラリア 8日間

熱帯雨林保護、動物たちのための「グリーンベルト」づくり

オーストラリアは大自然の宝庫、環境ボランティアの先進国といわれています。世界遺産のグレートバリアリーフで名高いクィーンズランド州ケアンズは、太古の昔、一帯に熱帯雨林が生い茂り、動植物はその中で独自の進化を遂げていったといわれています。しかし雨林が誇る樹齢数千年の樹々は、輸出用の高級家具の原材料として伐採され、さとうきび畑や牧場、住宅地へと姿を変えていきました。マングローブ林、熱帯雨林の減少は、生態系を悪化させ、外来種を蔓延させ、在来の動植物の生息地を奪い、その結果、絶滅の危機に瀕する種も多く存在しています。そのため、ケアンズ一帯では在来の動植物の源であるマングローブ林を保護し、熱帯雨林の再生と、「グリーンベルト」計画に力を入れています。


環境ボランティアの旅
最前線でのボランティア

市民による草の根の環境保護を知る

オーストラリア最大規模の環境NPO、CVA(Conservation Volunteers Australia)の環境保護活動に参加します。5日間の環境保護ボランティアワークを通して、CVAスタッフや、地元ボランティアの人々から、彼らの心に根付く環境保護の精神を学ぶことができるでしょう。

熱帯雨林を守る

地球上の熱帯雨林の面積を、これ以上減らさないために、熱帯雨林や湿地帯の重要な役割を学びましょう。稀少な動植物の存在は、私たちが直面している森林破壊や、地球温暖化の問題などを考えるきっかけになるでしょう。

「グリーンベルト」計画

『グリーンベルト』緑と緑を繋いでいくことです。寸断された森は、動物の移動を止めてしまいます。道路や農場、住宅地などで森が寸断されると、動物はその小さな範囲の中だけを移動してしまうため、食べる植物が少なくなり、やがてはさまざまな種が滅びてしまいます。この現象を食い止めるのが「グリーンベルト」計画。ケアンズで活発に行われている、熱帯雨林再生のための活動です。

自然を学び、自然を守る

オーストラリアは自然保護や環境保全の活動が盛んで、約1,000以上の環境保護団体で80万人以上のメンバーが活動しているといわれています。それは広大な大陸の中に占める自然の割合が多く、自然の強さと弱さを人々が知っているからでしょう。自然を守ることで、自然を学ぶ。それがこのツアーの目的です。見学もあります。


参加者の声東京外国語大学 花野 友希

 今回のツアーに参加したのは、環境ボランティアに興味があったからでした。実際、一 週間の植林や苗木の保護、雑草取りといった環境保全活動を行ってみて、暑い中できつい作業であったものの、充実感と満足感を存分に味わうことができました。現地のスタッフも非常に親切で、他のどんなツアーでも見学することができないような絶景でランチを楽しむこともでき、思い出がたくさんできました。共に10日間過ごした仲間は皆、思いやりのある人たちで、お互い協力しながら生活することができ、別れが本当に辛く感じられました。植林という貴重な体験をし、素晴らしい人々と出会うことができて、このツアーに参加して本当によかったです、また機会があればオーストラリアの自然を感じることができるため足を運びたいと思います。



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