
マイコネ:デザイナーとして活動をはじめた経緯を教えていただけますか?
高見:3回生になる前の春でした。同じアメフトチームに甲子園のお土産物屋の店主がいらっしゃって、新商品として甲子園出場校のユニフォームストラップの制作を企画されていたんです。ところがデザイナーが見つからずに店主がぼくの家に来たのが甲子園開幕の3日前。「高見、ストラップのデザインできる!?」って聞かれて、僕は「できるんちゃいますかね・・・」と。夕方に話を聞いたその瞬間からサンプルを作りはじめて晩までに仕上げました。
店主は即座に「これでいこう!!」と。そこからすぐに資料の雑誌を買いに行って、そのまま徹夜で何個かストラップのデザインを仕上げました。
ユニフォームストラップ
それから試合がある順番にデザインをして、40チーム近くの出場校のストラップを全て出場前までに間に合わせてつくることができました。
ユニフォームそっくりのデザインストラップは他店にはなくて、2週間で4,000個程度販売できたんですよね。それ以来は店の看板商品として、デザインを改良したり、ホームページやカタログもつくったりして、今年の夏は20日間で1万3,000個も売れたんですよ。
おもしろい依頼もいただくこともあって、スピードスケート日本代表の大菅選手や清水選手のストラップ、茨城ゴールデンゴールズや関学ラグビー部のストラップなどもオーダーがありました。
今まで200種類ぐらいユニフォームストラップのデザインをしたと思いますが、校章のロゴなんかもなぞって書くんですよ。ストラップはもちろんですが、校章を並べているだけでも感慨深くて気持ちいいんですよね。(笑)
paplica vol1
マイコネ:それ以降携わった仕事について教えていただけますか?
高見:甲子園の仕事をはじめて半年後ぐらいして友達から誘われて、エネルギッシュな学生たちを紹介し、読者である大学生を刺激し何か行動を起こすきっかけを作ることを目的に、フリーペーパー「大学生のための夢発見マガジン paplica」を企画制作しました。「あんまり夢をもってない」という友達の話を聞いたとき寂しいなぁと感じていて、こんなことが絶対したいと思っていました。
オリジナルブランド
UA DESIGNLAB
次にpaplicaでインタビューをさせて頂いた学生起業家の方から、ITベンチャーをつくるからウェブデザイナーとして一緒に仕事をしないかと誘われて、企業のウェブサイトをつくる機会もいただきました。ほんとにその時その時に身を任せてチャレンジしてきました。
また、様々な仕事に携わる中で、学生団体と話をする機会が増えて、学生のためにできるだけ安いルートで名刺やTシャツなどを制作するために、UA DESIGN LABというレーベルをつくりました。