

山代誠也さんは、2008年〜2009年の約1年間をかけて、中国を皮切りにアジア大陸横断、次にアフリカ大陸縦断、最後に南米大陸縦断をバックパッカーとして世界をまわりました。帰国後は、世界一周写真展「World Travel Cafe」を開催して、旅行中の出会いや気付きを学生に伝えました。今回、「世界旅行は大学入学時から必ず実現すると心に決めた目標だった」と語る山代さんに、世界旅行の動機、旅行中の出来事、そして次なる目標をお聞きしました。


アルゼンチン、ペリトモレノ氷河にて氷河ロックウイスキーを飲む
世界(海外)に興味を持ったきっかけを教えていただけますか?
高校に入学してすぐ5月頃ですかね、高校生活に馴染めずに「あぁ〜、学校に行きたくない…」と感じて、両親に正直な思いを打ち明けたんです。すると両親から「留学にいったら?」と意外な返答。それで2年生の途中から約1年間の留学で、オーストラリアの雄大な大地と穏やかでのんびりとした国民性に触れて、「あぁ〜、世界ってこんなにでっかいんだ。他の国も、世界をこの目で見てみてみたい!!」とただただ好奇心が溢れてきました。この夢を実現したくて中南米の共通語であるスペイン語も勉強しようと神戸市外国語大学イスパニア学科に進学しました。
実際に世界旅行にいくために、どんな準備をしたのですか? 最低限必要なものは?
世界旅行にいくために、勉強も旅行資金のアルバイトも継続的に取り組みました。所属していたラグビー部を3回生の11月で引退してから本格的に旅行の準備をはじめました。本やネットを中心に自分で長期旅行の術を調べたんですが、最低限必要なものという意味では、お金、パスポート、カメラさえあれば僕の場合は何とかなりましたよ。カンボジアに行く時は文庫本を2冊ズボンのポケットに入れて手ぶらで入国しました。旅費は150万円程度で約1年間。100万円でも可能だと思いますが、資金はあるほどいいと思いますよ。
イラン、エスファハーンにてエマーム広場を眺めながらシーシャを燻らす
各国を巡って中でも感動した土地はありますか?
感動する場所なんて世界中の到る所にありますよ。世界はキレイで素晴らしい!! 有名な遺跡はもちろん、それ以外にラオスとかご存知ですか? のどかな街並みやきれいな滝があって、本当に有名無名どこにでも素敵な場所はある。
大変だったことはありますか?
お金のトラブルはありましたね。海水浴場でロッカーからお金を盗まれ警察を呼んだり…。ある国ではナイフを胸元に突き付けられて「金を出せ!!」って強盗に。でも貧しい土地だからトラブルが起こるという訳ではないんです。服装が小奇麗な人でもお金目当てに近づいてくる人はいますし、反対に驚くほど親切な地域もありました。例えばパキスタン、来訪者をもてなす心が根付いていました。見知らぬ人が近づいてきて、急に「俺の家で昼飯食べていけ」とか、「頼むから(あなたのために)何かさせてくれませんか」というぐらい。実際の貧富の差だけではなく、その土地のお金や人間に対する考えの違いを感じました。