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立命館大学 文学部 3回生 2009年度関西学生広告連盟理事 立命館大学広告研究会所属 山本祐之さん

山本祐之さんは、大学入学当初に手にした1冊のフリーペーパーが大きな可能性へ広がる出会いになったと話します。立命館大学広告研究会での新規プロジェクト立ち上げに加え、関西学生広告連盟で200名を越える学生を束ねる理事を務めた山本さんに広告との出会いからこれまでについてお話を伺いました。

文中では「関西学生広告連盟」を「関広連」と表記

山本祐之さん
フリーペーパー「CHECK NOW」

フリーペーパー「CHECK NOW」

1冊のフリーペーパーから始まった広告との出会い

立命館大学広告研究会に所属したきっかけを教えていただけますか?

 入学当初、「大学生の間にしか体験できないことをやろう」とスキューバーとかパラグライダーとか少し変わったサークルを毎日のように巡っていたんです。そんなある日、学内で配布されていたCHECK NOW(フリーペーパー)を手にとると…、表紙に「変態」と書かれていたんですよ。テーマの通り奇抜な内容ばかりで、この団体は変わったことをやっていると興味を持って足を運ぶと広告研究会だったんです。


2007年度ACC MADE IN OSAKA CM優秀賞受賞

2007年度ACC MADE IN OSAKA CM優秀賞受賞
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サバ街道記事

サバ街道記事

入部してどんな活動をされたのですか?

 入部当初は思っていた程、広告製作に関わる機会が少なくて、「おもしろくないなぁ」と思っていたんです。そんな僕が広告研究会のおもしろさに触れた二つの出来事がありました。いずれも1回生の夏頃のことでした。
一つは、「MADE IN OSAKA CM AWARDS」というCMコンクールへの参加です。先輩に誘われて参加したのですが、僕達のグループはポッキーを題材にしてオリジナルのラジオCMを制作しました。その作品が、学生部門で優秀賞を受賞できたんです。
もう一つはこれも先輩の企画ですが、「サバを持ってサバ街道を走るぞ」と朝5時に京都に集合して小浜から出町柳まで約80kmのサバ街道を8人で完走しました。その道中を記事にした時に、出来あがったページを見て感動したんですよね。この二つの出来事で、広告研究会の「広告を制作する」というおもしろさに気付きました。
その後は立命館大学生協から「マンガ紹介のフリーペーパーのデザインをしないか?」と当時連絡係だった僕に話がきて先輩に相談すると「山本がやれよ」と。春休み中かけて一人で40ページをなんとかデザインしました。約1,000部製本したそうですが、1週間程度でなくなったそうで制作した僕自身も1冊しかもらえなかったんですよ。ここで「自分がデザインをする」というきっかけをいただいたんですよ。


唯一受け取ったマンガ紹介のフリーペーパー

唯一受け取ったマンガ紹介のフリーペーパー

マンガ紹介のフリーペーパーでデザインを経験して何か心境に変化はあったのですか?

 「もっとつくりたい!」と単純に思いました。それでサークルやクラブなど他団体の広報宣伝物の制作を請負うことができれば、デザインの機会をもっと増やせるんじゃないのかと思い付きました。ですが当時の僕は年間スケジュールが決まっているサークル運営について、先輩を前に自分の考えを提案することができなかったんです。結局、その頃は広告の本を眺めたり、デザインの勉強を淡々としていました。するとある本で佐藤可士和さん※1の存在を知ったんです。「カッコイイだけでなくおもしろい。自分も広告の世界に進みたい!!」と思いました。でも美大出身者が多いデザイナー、僕は立命館の文学部。「このままじゃだめだよ、やっぱり実績を残さないと…」と本格的にデザインの勉強をしはじめたのは2回生の夏頃でした。それ以来独学を中心に、京都精華大学の石川淳哉先生※2の講義の受講や、広告業界の第一線で活躍する先生方の講義を受講できる京都広告塾にも通いました。



※1 佐藤可士和
株式会社博報堂を経て2000年独立。
同年5月 「サムライ」設立。スマップ、ホンダステップワゴン、キリンチビレモン、資生堂5S、TBC、パルコ、OZOC 等、商品開発から店舗、建築、広告キャンペーンまで幅広く手掛ける。


※2 石川淳哉
企業コミュニケーション、教育、平和アートが主な活動領域。クリエイティブブティック・ドリームデザイン代表取締役、大学コンソーシアム京都非常勤講師、ピースアートプロジェクト「retired weapons」を推進している。

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