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特集 飛びだすチカラ 02 憧れを手放さず 追い求めれば、意外に叶う!

山田絵梨さん

株式会社WEIC 上海事業所 早大(上海)信息科技有限公司(中国名称) 董事総経理 山田絵梨さん 早稲田大学卒

eラーニングシステムを通じて中国語・日本語学習サービスを提供する早稲田大学発の企業WEIC。山田さんは同社の中国法人立ち上げを担い2008年より駐在員として上海へ。現在は中国人向けの日本語教育や日系企業向けの研修などをネットサービスで提供を行う早大(上海)信息科技有限公司の総経理として約20名のスタッフの指揮をとっておられます。「ずっと中国での仕事を追いかけてきた」と話す山田さんに上海で駐在するに至ったきっかけ、そして中国で仕事をしてみて感じたことなどお話を伺いました。


中国と関わる仕事を追い求め、チャンスを掴んだ上海駐在。

—中国で仕事をしたいと意識されたのはいつごろですか?

 大学入学前から中国に興味あったので文学部中国語中国文学コースを専攻しました。1、2年生のころは中国に短期留学に行ったりしたのですが、短期では物足りなくて3年生が終わってから1年間の語学留学を経験しました。上海から日本に帰国する時に「いずれはもう一度仕事で来たいな」と思ったのですが、卒業後にすぐ中国で働くという考えはなかったです。まずは日本の企業で働いて、いずれ中国で働けたらいいなと狙っていました。


—結局、就職はどうされたのですか?

 新卒ではホテルリネンを日本や中国で製造・販売する繊維系商社に就職しました。その商社では中国のスタッフに注文書を送るだけでよく、中国との関わりが少ないなぁと思っていたのです。そんな折に大学時代の恩師と教え子が設立したベンチャー企業WEICに声をかけてもらいました。WEICは中国語や日本語をPCでゲームのように楽しく学習するサービスを提供している会社で、当時働いていた商社と比較すると「より中国に関われる」と思ったので、約2年半働いた商社を迷わずに退職しました。するとその1、2年後に上海に法人を設立する話が持ち上がったのでここぞとばかりに志願しました。まさか本当に上海で働くチャンスに恵まれるとは思っていなかったんですけど。


—中国での仕事で難しいことはありますか?

 難しいことだらけ。日本では当たり前だと思っていたことがこちらでは当たり前ではないことが多いんです。例えば時間や納期について、会議の一週間後に確認すると、確認した内容とずれたりすることもあるので、細かいチェックで常に口を挟まないと期限を守ってもらうのが難しいです。また気性の激しい方が多いと感じます。感情的になって泣き出したり…、日本の上司と部下の間ではあり得ない意見が飛んできたり。


 それに何より仕事のシビアなコミュニケーションを母国語以外でやるのは難しい。それは相手が中国人だからでなく、日本人と外国人は違うと思うんです。日本人同士だと口で言わなくても理解できるから言葉足らずになってしまいがち…。言葉足らずはいけないなと思いました。日本とのギャップが大きくて本当に大変です。


—お休みはどう過ごしているのですか?

 基本的に土、日は休日なのですが、どちらかは仕事をして、一日は仕事を忘れて休むようにしています。ゴルフをしたり、料理をしたり、友達と食事に行ったり。日本食、イタリアン、タイ料理、もちろん中華も、上海にはどんなレストランもあるのでいろいろなところに行きますよ。

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